システム導入の考え方(6)

システム導入の考え方シリーズ、今日で最終回にしたいと思います。
(確定申告時期に何でこんな文章かいているのか??という感じなので)

システム導入のKSFとして3つめに、以下をあげました。

・システムの情報化計画〜導入は、時間・コスト・マンパワーをかけずに行う
(現行システム+α程度の機能にとどめるなど)

これについては、システム導入の考え方(5)で一緒に、書いてしまいました。

すなわち、システム導入作業自体にコストとマンパワーをかけることよりも、システム活用に関して最大限パワーをかけるということです。

ということで、今回新たに書くことはありません!

ではちょっとさみしいので、最後にひとつ雑談ご紹介しましょう。

あるシステムベンダの方がシステム投資にかけるコスト(年)として妥当な金額は?というとき

=売上高の1%

ということをおっしゃいました(何の根拠もないけどね。と付け加えて)

でも、実際どうかと考えると、売上1,000億の企業で10億、売上100億の企業で1億となります。
売上100億の企業であれば、5億のシステム投資(5年償却で年間コスト1億)という意味です。

結構妥当な線かなとも思います。

色々と、私の想いを書いてきましたが、売上が大きい企業であれば、たとえそれが、最適なシステム導入の形ではないとしても、その「導入プロジェクトを遂行する」という行為自体で、社員が成長したり、又、協力会社であるコンサルやソフトベンダも潤い、キャッシュが世の中で回転していく...

そう考えると、今のシステム導入のやり方で結局よいのかなーとも思えます。

皆さん、どうお考えでしょうか?

人気blogランキングへ

システム導入の考え方(5)

今日は、KSFの2つ目について書いていきます。

”システム導入の考え方(2)”でKSFの2つ目に以下をあげました。

システム使いこなすための環境つくり(システムを最大限活用できるように組織を変える、現場のシステムに対する認識を高める活動時間に多くの時
間をさくなど)に最大限時間をかける

これは、システム構築自体にコストやマンパワーをかけずに、使いこなす環境作りの方にコストとマンパワーをかけましょうということです。

私は、極論すれば、情報システム自体はパッケージをノンカスタマイズでそのまま入れてしまえばよいと考えます。
(できるだけ安く、早く、苦痛を味あわずに導入する)

システム導入作業自体にコストとマンパワーをかけることよりも「システム最大活用プロジェクト」を発足し、

・現場のすべての人にシステム(パッケージ)の機能を知り尽くしてもらう活動を徹底して行う
・システム機能にもとづき、どう業務を良くしていくかを徹底的に議論し、試行錯誤を繰り返しながら最適化していく
・システムを最大限活用するためにベストな組織体制、人員配置、役割をどうすればよいかを議論し、試行錯誤を繰り返しながら最適化していく
・システムに対する愛着を高めるにはどうすればよいかを議論し、その為の施策を行う  

などなどのタスクにもっともっとコスト・マンパワーをかけていかなければなりません。

何十億もの資金を投じて構築された「すばらしい」情報システムであるのにもかかわらず、現場の人々には、システム導入まじかに慌てて作成されたマニュアルをもとに、ありきたりの操作教育を受けさせるというお決まりのパターンでは、せっかくの「すばらしい」システムも浮かばれません。

あくまでも、システムを利用する人の力を最大限引き出すことが重要なポイントであると考えます。

人気blogランキングへ

システム導入の考え方(4)

今日は、以下の点についての思いを書いていこうと思います。

システム導入成功のKSFとして、以下をあげさせていただきました。

・わくわくするようなテーマを持つ

前にも記述したように、私は、あくまでシステムの使い手がわくわくするようなシステムであることが重要であると考えています。

すなわち、歯の浮くような理想を掲げたシステムや小難しい機能(意味が理解できないような)が満載されたシステムより、単純に、うちのシステムは「日本で一番」だと感じられるような、利用者のシステムへのロイヤリティーが高まるようなものであることが重要だと考えます。

そのためには、単純に、

・まだ誰も使っていない最先端の機械を導入する
・レスポンスがとにかく早いシステムにする
・有名なデザイナー(意匠的な)がデザインしたスタイリッシュなシステムである

というようなわかりやすいテーマを持つことが重要と考えます。
(簡単に人に自慢できるもの!)

なぜなら、そんな単純なことが、システムを利用する人の気持ちを高め、システムへの愛着を高め、それを利用する社員の生産性を向上させると考えるからです。

システムは、高尚な理想の実現を目指すべきではなく、あくまで「人の生産性を向上させること」に最大限寄与するものであるべきと考えます。

人気blogランキングへ

システム導入の考え方(3)

私は、良いシステムとは(当たり前すぎる話ではありますが...)

”システムの使い手・利用者が心の底から「新しいシステムを入れてよかった」と思えるもの”

を導入することだと思います。

あくまで、使い手・利用者がうれしいと感じるシステムであって、システムの「作り手」がうれしいと感じるシステムではありません。

ところが、今の多くのシステム開発の現場では、システム開発にかける予算・期日の遵守を御旗に、システムの利用者の声はかき消され、システムコンサル、システムベンダ、情報システム部がうれしいと感じるシステムになってしまっています。
(作ってる側も、構築作業の困難さの点から言うと「うれしい」とは感じていませんが...)

前回、あげたシステム導入の3つのKSFは、あくまで使い手がうれしく感じるシステムを導入するという観点から考えると導出されてくるものです。

次回は、3つのKSFのひとつひとつの思いを書いていきたいと思います。

人気blogランキングへ

システム導入の考え方(2)

更新が遅れてしまいましたが、システム導入について、引き続き書いてみたいと思います。

私は、システム導入プロジェクトのKSFは、以下であると考えます。

・わくわくするようなテーマを持つ
(日本でだれも使っていない機械を入れるなど)

・システム使いこなすための環境つくり(システムを最大限活用できるように組織を変える、現場のシステムに対する認識を高める活動時間に多くの時
間をさくなど)に最大限時間をかける

・システムの情報化計画〜導入は、時間・コスト・マンパワーをかけずに行う
(現行システム+α程度の機能にとどめるなど)

当たり前のことを書いているようですが、次回は、それぞれの想いをひとつづつ書いていこうと思います。

それより先に「システム導入プロジェクトのKSF」とは何を意味するのか?どうしたら「成功」と呼べるのか?

というところも明確にしなければいけませんね。

人気blogランキングへ

システム導入の考え方(1)

今日から暫く、システム導入関連で書いてみたいと思います。

「会社全体の生産性を向上させるには、社員の能力向上云々ではなく、いかに社員能力に依存しないシステム導入し、少数精鋭でまわせるビジネスプロセスを構築すること」という趣旨のことを説いておられた大先輩の方と話をする機会がありました。

その方が、最近では反対のことを説いているとおっしゃいました。

「システムなんかに頼らないで、自分でよく考えて業務をこなせ」

その方は、以前は「コンサルタント」として活躍されていましたが、現在は、事業会社の役員として社員を指導する立場になられています。

私も、大学を卒業してから、システムコンサルタントとして仕事をしておりましたが、「システム導入」を通じて何を実現するのかをいつも悩んでいます。

システム導入に際しては、そのインパクトの大きさから色々な人々が関わりそれぞれの人たちの想いが交錯します。

また、システム導入にかけられるコストは、その会社の体力に大きく依存します。

こんなあたりから、次回からしばらく、システム導入についての考えを整理してみたいと思います。

人気blogランキングへ

1

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

google広告

recent comment

recommend

links

profile

書いた記事数:80 最後に更新した日:2011/01/27

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

石川浩之税理士事務所 新規法人設立をお考えの方。 弊事務所までご一報ください。